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5日目前半(12月2日*現地時間)



ツアー集合が8時半船着き場だったので、それまでに朝食を済ませ、フロントに足ヒレを借りてツアーに備えました。
この日は快晴で、ツアー日和。めっちゃ嬉しかった。時間通りに集合場所に行くとちょうどツアーボートが入ってきました。

ボートを停泊し船長?が飛び降りてきて、「ナ○デサン、デスカ?」とカタコトの日本語で訪ねてきたので「ハイ。」と答えボートに乗り込みました。
先客には日本人夫婦(推定:50才前後)が1組いらっしゃり簡単な挨拶をしてすぐに船が出ました。

走り出してから船長兼ツアー隊長の"チェック"(写真:右)から挨拶があり、日本語もペラペラのご様子でした。隣には弟さん(写真:左)がいてウクレレで弾き語りを始めました。

しばらく海上を走り、別のホテルから来るもう1組の新婚カップルを乗せると、改めて隊長から挨拶があり、本格的にツアーがスタートしました。
ボートはさらに加速し、ウクレレと唄もテンポアップ。
目指すは、ツアー第一スポットである<
熱帯魚餌付けスポット>へ!

数分経つとそれらしき船が何艇か艇泊しており、チャックもその辺りでエンジンを止めました。
「ハイ ミナサン ココガ オサカナサン スポット デス。」
「マスク ト ライフジャケット ヲ ツケテ イッテラッシャイ!」
全員装備をつけ、チャックからちぎった拳大のフランスパンをもらい、海に飛び込みました。
今回は海の真ん中でのシュノーケリングのため、当然ながら足など着くはずありません。
パン片手に泳ぎ下を覗いてみると沢山の本物野生熱帯魚が泳いでいました。
すぐにパンを小さくちぎって海に投げると、目の前一体が熱帯魚だらけになり、これはちょっと怖いくらいの集まりようでとても嬉しビックリでした。

海の透明度も高く海底の珊瑚までもがクッキリ見えた約15分間の水中遊泳。
二人して写真を撮ったり、手をつないで泳いだりと非常に楽しかったです。

スポットから離れる前、巨大な3M級のウツボにも遭遇したことも記念になりました。


5日目中盤(12月1日6時 *現地時間)


鮫とエイ




<熱帯魚餌付けスポット>の次は、<エイとサメスポット>へとボートは走り出しました。
10分経ったところでまた泊まり、下を見ると随分と浅瀬にいました。

チャック隊長が「ハイツキマシタヨ。エイガタクサンイマスネ。」と言ったので見てみると、黒い物影はてっきり珊瑚だと思っていましたが、それが動いていたので、そこで初めてそれがエイだと気が付きました。
「ジァ ココデ オリテクダサイ。ナニモ ツケナクテ イイデス。」

水深は私の腰辺りまでしかありませんでした。
その足元のすぐ真横を大きなエイが普通に泳いでいきます。
隊長が5M程前を指差し「アソコニ サメサンガ イマース。」とアナウンスすると
確かに体長1M前後の鮫がこちらも普通に悠然と泳いでいました。
浅瀬だっただけに背びれが海面から出ており、映画ジョーズさながらの絵が展開されていました。

った。。。
しばらく戯れた後、隊長からおやつのバナナをもらい次のスポットに向かいました。

ボートを飛ばしボラボラ島をほぼ一周したころ<鮫さんスポット>に到着しました。
ここは若干海の色に深みが増し、重苦しい印象を受けました。
隊長から「ココガ サメサン スポットネ。スイシン ジュウゴメートル。サア ジュンビシテ!」との号令で準備にかかりました。

先に出たR嬢が興奮気味に「凄い。全然景色が違う。海の色が違う。深い。ちょっと怖い。」私に向かって発した。
ヨーシ。ザブーン。
少し疲れていたので、なすがままに海へ身体を預けました。

ゴーグル越しに見る下の景色は濃紺の海なんだけど透明度が高いので海底までしっかり見えました。さすがに水深15Mは神秘の世界でした。鮫も数頭?数匹群がって泳いでいて怖かったです。また海域や水深が違えば、生息している魚も違い比較的黒い地味な熱帯魚が多かったように思いました。

隊長も3つの観賞ツアー先導してきて参加者の疲労・体調を考慮してか、この場は短めに切り上げました。
これにてお魚さんとはお別れとなりましたが、次はモツ(小島)観光に出掛けることになりました。


5日目後半(12月1日6時 *現地時間)







ボラボラ島の外海域までボートを移動させ、チャックお気に入りの小島まで案内されました。
そこには小さめのコテージがあり、犬が二匹と鶏らしき鳥が数匹いました。
しばらくフリータイムとなり3組各々が写真を撮ったり、海で遊んだりとまったりとした時間を過ごしました。

最初ははしゃいでいたものの直射日光はかなり刺激が強く、日差しが痛いため設置してあったパラソルとチェアー(えらい人工物が置いてあるやん、って思ってしまったけど)に座り、そのうち参加者が全員集まってお互いの自己紹介やタヒチを選んだ理由、これまでの旅行談を話し込んでいました。

特に面白かったのが、先入りしていた推定50代夫婦がその昔に<新婚さんいらっしゃい>のオーディションを受け、もう一歩でテレビ出演するところまで行った、という話をされたことに私は思いっきり食いついてしまいました。
タヒチの無人島にまできて、”三枝が転ぶ”話をするだなんて。。。

雑談している横でチャックと弟は昼食の準備をすすめていました。
結局、1時間くらい経過したところで、昼飯の合図が二人から出されました。
その間、いったい何をしていたんだろう?と不思議に思っていたのですが、私たちが休んでいる間にヤシの木に登りココナッツを取り、海で魚を捕獲し、果実を切っていたということが、出てきた料理を見て気が付きました。

 全員「うわぁ、凄ぉ〜い。美味しそう。」

席に着き、ココナッツミルク、ヒナノビール、オレンジジュースで乾杯!
お料理はマグロの焼き物、パン、デザートはバナナにマンゴー、パイナップル、メロンと南国の風味満タンの食につくことができました。

お腹を満たし少し時間をおいたところで、ココナッツ割りのデモストレーション、次にパレオ(民族衣装の1つ?)の巻き方教室が行われました。
一人ひとりが前に出て実際に巻かれ、一枚の布がフンドシになったりブリーフになったり、ワンピースになったりドレスに早変わりするなど、その巻き方で驚くほど変化が出ることにビックリしました。

これが終わるころにはもう午後2時過ぎとなっており、ツアーの終わりを迎えようとしていました。
島に別れを告げ、一路我が家?パールビーチホテルへと出発しました。

ホテルの船着場で最後に全員で写真を撮り、全行程終了となりました。
最後に「ジュテェーム!」と叫ぼうと思いましたが、気が弱いためやめました。
やっぱり外人恐怖症だと再認識させられました。

約6時間の夢と冒険と自然と魚と融合できた素敵なツアーでした。
最高の天気と最高の仲間(変に20代前半のはしゃいだカップルがいなかった)に恵まれ、最高の思い出を作ることができました。

もし、これを読んでタヒチ・ボラボラに行きたいと思ったそこのアナタ!
チャックツアーは絶対お奨めです。
日本円にして約2万/人しますが、行って損はありません。
まさにプライスレスなツアーでした。

ホテルに戻り、夕方まで時間があったので前日行きそびれた町<バイタペ>へと向かうことになりました。船とバスを乗り継ぎ、小さな町に辿りつきました。どれも小さな店でお土産屋やスーパーがあり、ほとんどウインドゥショッピングのみとし、ビールを少しだけ買ってまた舞い戻ってきました。
元々、翌日に行く予定にしていましたので、その日はあくまで下見に徹しました。

帰ってきてから日本から持ってきた即席麺でケチケチ夕食を取り、ヴァイタペで買ったポテチとビールを食べ、この長い一日が終わってゆきました。。。

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